華麗なるトリ捌き

隣の研究室から、解剖実習で余ったブロイラーを雌雄2羽もらったので、数年ぶりに鳥を捌いた。もう手順や構造などは全く憶えておらず、とりあえず外せそうな所から順番に外す、という方法をとったのだが、何とか美味しそうな感じで身の形を保てて良かったと思う。「次はどこ外せんの?」を連呼しつつの作業だったので、周りの人々はさぞうるさかったに違いない。
調理はいつもの通りH尾にお任せで、塩焼きと醤油焼。概ね柔らかくジューシーで非常に美味しかったが、雌のモモ肉と手羽先だけは硬くて食えたもんじゃなかった。何だか骨に硬質ゴムがくっついているようだった。
一番その美味さに感動したのは砂ズリ。1匹からあれだけの量しか採れんのじゃあ、串焼き1人前確保するにも大変なんだろうなあ。あと一番不思議だったのはセセリ。砂ズリ以上に殆ど身がなかったけど、焼き鳥屋で出てくる形がしっかりしたやつはどうやって集めてるんだろう?
これは、焼き鳥屋に行って確かめるしかあるまい。