離れ過ぎて
そういえば前回の日記って何やったっけ…あぁ、ネコミミの話か…。
二丁目棚(にちょうめのたな)
壇林皇后は類稀なる美貌の持ち主で、その美しさに心奪われない者はいないと言われるぐらいであったが、仏教を厚く信仰していた皇后はそのような世間の風潮を常々残念に思っていた。そこで自分が死ぬ際に、次のような遺言を残した。 しかしこの事件以降、帷子辻では犬や烏に食い荒らされた女の死骸が現れると噂されるようになった。話を聞いて確認に行く者も現れたが、その時には既に死骸は無く、荒涼とした野が広がるだけであったという。そのようなことが繰り返されるうち、そもそも壇林皇后のありがたい遺志が実行に移された尊い場所であったはずの帷子辻は、女の死骸が現れては消える魔所として恐れられるようになってしまったのである。 |
そのような尊い場所でも奇妙な現象が繰り返し起こる魔所になるのだから、自分のアンニュイな見返り写真がいつの間にか貼られていた院生部屋2列目R英子さんの棚が、怪しげな写真が貼られては消える魔所になっても何も不思議なことはないなあ。
そう思いつつ、棚にKっきーのネコミミ写真を貼るのであった。