宣伝

先日サンプルをもらいに行った沖縄美ら海水族館で、深海生物の国際シンポジウムがあるそうです。
水族館のサイトに書かれている情報だけではどのような発表があるか分かりにくいので、郵送されてきた講演プログラムを転載します(何か問題があるようならお知らせ下さい)。


-----------------------------------------------------------------------

未知の世界へ、神秘の深海生物を探る−国際シンポジウム−

開催日時 平成19年2月23日(金)、24日(土)、25日(日)
   日程 2月23日(金) 9:00〜17:00 研究報告
       2月24日(土) 9:00〜17:00 研究報告
       2月25日(日) 13:30〜15:30 一般講演
   場所 沖縄美ら海水族館 4Fイベントホール


演題および講演者リスト

一般講演
Katherine Muzik 『美女と野獣
内田詮三 『沖縄の海の生き物』
Charles Farwell 『深海の神秘〜モンテレー海谷にすむ深海生物の特別展示


研究報告
Tracey Sutton 『大西洋中央海嶺付近の中深層性魚類〜鉛直分布パターンと地形的関連
宮 正樹 『DNAで探る深海魚の起源と進化』
野中正法 『深海の宝石、サンゴ類Coral1iidaeについて』
駒井智幸 『深海性エビ類の分類と分布−トゲヒラタエビ科のケース』
Alberto Lindner 『深海性サンゴモドキ類の生態とその進化』
仲谷一宏 『謎のサメ、メガマウスの生態』
Dominique Dagit 『ギンザメ類の多様性と分布〜ギンザメ研究に懸ける女性研究者の試み
Clive Roberts 『ニュージーランドの深海魚類の多様性と分布に関する新知見
佐藤圭一 『熱帯海域の深海底生魚類の長期飼育』
Franz Uiblein 『深海魚の行動と生息場所選択について』
三谷曜子 『キタゾウアザラシの潜水行動』
内藤靖彦 『深潜水動物の生理と生態』
Patrik Miller 『マッコウクジラはどのように餌を探すか』
猿渡敏郎 『チョウチンアンコウの繁殖生態 何がどこまで判ったか』
Bruce Robison 『深海への適応』
三輪哲也 『深海生物の長期飼育の試みと、それを行うための高圧力生物飼育装置「ディープアクアリウム」の開発
藤倉克則 『深海性二枚貝シロウリガイ類の繁殖生態』
Larry Madin 『深海にすむゼラチン質の生物』
窪寺恒己 『最新の水中映像機器による中深層性大型頭足類の行動観察


-----------------------------------------------------------------------


行きたい。ものすごく行きたい…けど2/23日はサイエンス・ライティング講座の作品発表会なんよね…。どないしょー。
でそのサイエンス・ライティング講座の作品テーマについてですが、今のところ、隠蔽種についての解説と、それを研究している人々がどのようにしてその発見に至ったかについて書けたらいいなと思い、知り合いにメールで質問したりしています。しかし間に合うんか?これ。
生態学会まで後一月なのに、自分の研究の方も遅々として進まず。自分が何人もいたらいいのになあと思う今日この頃。