ほぼ1ヶ月ぶりに地点I

隣の席の かっきーをそそのかして車を出してもらい、地点Iまで生きバスを捕りに行く。
かっきーの目的も先日の兄さん同様、「琵琶湖で泳ぎたいから」。聞けば、ウエットスーツをweb注文して新調したのはいいが、まだ一度も使ったことが無いらしい。じゃあ琵琶湖で泳ぎ初めしてはいかが?ということで、今回の話が実現したわけである。


7時半に出発し、8時半に地点I着。非常にいい天気のわりには珍しく釣り人の影もない。これならゆっくり採集できそうだ。今回も刺網と投網を持参した。投網の方が魚に傷が入りにくいので、飼育用のバスを採集するには都合がいいのである。


かっきーのウエットスーツは、なるほど新しくてまだ非常に綺麗であった。それに比べて自分の着ているウエットスーツの安っぽさとボロボロ具合ときたら(釣り道具屋で5000円)。何だか羨ましかったから死角となる部分にこっそり藻でも付けてやろうかと思ったが、私が直接手を下すまでもなく、ひと泳ぎしたら自動的に藻まみれの琵琶湖水によってしっかりとコーティングされ、よく見ると所々に程よく藻がくっついていたので、そういう地味なイジワルはしないことにした。やっぱり人間、心を広く持たなくっちゃね。


水中を確認し、バスが集まっている部分に向けて投網を打つ。数は多いが、大部分が7cm未満の当歳魚。ここも地点Kと同様、実験にちょうどいい10cm前後のバスは少ないようだ。かっきーにも投網を教え、練習と称して適当に打ってもらい、稀にいいのが入ればそれを横取りする。その間、私は横で漂いつつ口を出すのみ。こんな余裕のある採集が未だかつてあっただろうか。浜辺で投網を打ち合う二人。いいなぁ、これこそバカンスである。きっと他の人の目にも微笑ましい光景に映っていたに違いない。
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こうして2時間ほどゆるゆる採集した後、バケツ内のバスをサイズで選別し、改めて釣果を確認してみる。




・・・あれ?ちょうどいいのってたった3匹




楽して捕れていたのはほとんどが小さめの不適格なサイズでしたとさ。というわけで結局刺網も出動させ、残り2時間ほど必死こいて採集する羽目に。楽はできんということかな。深場で潜ったりして気持ち悪くなりつつも合計6匹を採集し、最終選考でカビが生え気味だった1匹を除いて、5匹を持ち帰ることにする。うーん、しかしこいつら大丈夫かなー。この時点で少し共同不審なやつがいるような。やはりバスの生きは地点Kの方がいいのだろうか?無事生き残ってくれればいいのだが。


お昼はお決まりの回らない寿司に。何か週1ぐらいで通ってないか?





ともあれ、ありがとうかっきー。
今度はそちらのフィールドに邪魔しに行くことにします。



湖岸の かっきーをこっそり激写。
ニューシングルのジャケットはこれで決まりね!