バカンスという名の強化合宿 〜suzuki祭〜

8/1〜8/4は芦生で調査。
泊り込みで調査に行くのはずいぶんと久しぶりである。
メンバー紹介：

Ｄ輔さん…
この調査の発起人。米が大好き。ヌマチチブの研究をしていたが、「ヌマチチブ好きですよね？」の問いに対しては頑なに否定する。以前プレゼントしたMG Zガンダムはまだ組み立ててないらしいが、何故か一時期奥さんがそれを狙っていた。「駄目ですよ、Ｄ輔さんにプレゼントしたやつなのに〜」「何で？」「いや、その、あの…」

Ｆ田さん…
一味唐辛子と本ダシと村主章枝が好き。危うくＳ木に裸で直にドライスーツを着られるところであった。食事の時に毎回繰り返されるやりとり、
「えっ、すごい（一味）かけるんですねー！」「…何が？」
調査後半になると、これがないと食事が始まった気がしなくなったから不思議。

Ｙ井さん…
結婚したいぐらい素晴らしい料理の腕前。使用しているパソコンのウェブブラウザのスタートページはYahoo!Japanであり、一通り見た後MSN Japanに移動するらしい。これを１日10回ぐらい繰り返す。ちなみに私の場合、スタートページがMSN→Yahoo!であり、「そうそう！…あれ？なんでそんなの知ってるんですか？」と思ったら、何のことはない、ネタのソースが同じであった。

Ｓ木…
本人は至って真面目にやってるらしいが、時折神が降りてきたような笑いのネタを提供する。院試の際の『願書郵送→当日消印と当日必着を間違えて願書が送り返されてきた』話など挙げていけばきりが無い。しかし言うとすぐにへこむので程々にしておく必要があり、非常に残念である。

Ｎ川…
「いやー、見せる相手とかいないっすから」と言いつつ調査日程中常に上半身は裸。虫に刺されようが裸。おかげで“Ｎ川”という文字を見るだけで裸の上半身が脳裏に浮かび上がるぐらい目に焼きついてしまった。この精神的苦痛は謝罪と賠償を請求してもいいくらいである。栗臣のような中華風チョビ髭を生やす。

計６人、３班に分かれての調査である。行く前は、皆で昼寝したりもしつつ緩々調査して、夜は酒でも飲んで寝る、といった言わばバカンスのような４日間を想定していたが、とんでもない。正直普段のフィールドよりも数段厳しく、体力・精神力共に消耗する、まさに“合宿”と呼ぶに相応しい４日間であった。実質調査は真ん中の２日間だけだったのだが、その短期間で１週間分ぐらいウエットスーツを着ていたことになる。もちろん乾く暇など無い。
唯一バカンスらしいことといえば、昼寝をしたことぐらいか。しかしそれは最長連続睡眠時間が４時間しか無い中、睡眠時間を確保するための昼寝である。いやー、やっぱり調査ってそんなに甘くないよね。

とまあ、調査そのものはかなり過酷であったわけだが、実はこの合宿、終わってみれば結構楽しかった。何より芦生は大学周辺に比べ格段に涼しく調査しやすかったし、生涯２度目の夜間調査というのも寒かったことを除けばかなり面白かった。大人数で行ってわきゃわきゃ食事を作りながら、というのも大きかったように思う。今の時期は毎日同じ場所で同じ作業の繰り返し、といった風になりがちであるが、そんな中で今回の“いつもと違った刺激”はいい気分転換になったのではないだろうか。

＜帰学後のお茶部屋にて＞
私「いやー、疲れたけど楽しかったねー。」
Ｓ木「そうっすねー。それはそうとtawashiatamaさん」
私「？」
Ｓ木「何で頭がそんなにヘルメットみたいになってるんです？…そうか、ウエットのフード被ってたからか…あれ、でも今日ウエット着てないですよね、おかしいな…。」

何？最後の最後でくせ毛批判？
こちとらＳ木の働きっぷりに好感さえ持っていたというのに！

以下、Ｓ木の所業
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私「ちゃんと時間通り起きろよ」
Ｓ木「絶対大丈夫っす！」
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調査出発10分前になっても起きてこないので、部屋に様子を見に行く
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ばっちり寝てる
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肩をぐりっと踏んでみる（時にはドＳのように）
↓
「んぁ…もう時間っすか？ダイレクトに行きます？」
（ダイレクトも何も宿泊所のすぐ裏が調査地）

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Ｄ輔さん「この装置、防水加工されてないから気ぃつけてな」
Ｓ木「大丈夫っす！（片手に持って）ちょっと底の様子見ます」
↓
ぼちゃん
↓
一同「お前今思いっきりつけたやろ！！！！！！」
Ｓ木「いや、大丈夫っす！」

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まあ、良い思い出やね。