たぶん今季ラスト

実験用のバスを捕るために琵琶湖へ。天気が良かったからか、平日の昼だというのに大勢のバス釣り人がいた。もうずいぶんと水温が低くなっているため、バスの密度は非常に低く、実験用にちょうどいいサイズの個体を見つけるのですら随分と苦労したが、それでも何とか目標最低限の数は確保し、飼育部屋に持ち帰った。こいつらがバタバタ落ちたりしなければ、これで今季のバス捕りはめでたく終了である。


バス釣り人達が引き揚げた後、潜って悠々と網を張ってたら、危うく30〜40cmのバス4匹の群れに蹂躙されそうになった。その時思わず「あいつら何やってんだよ!!」と釣り人達に毒づいたのは、まあ仕方ないとも言えよう。釣り人は、大きな魚を釣って喜ぶ。たわしは、大きな魚に網を破られるリスクが減って喜ぶ。琵琶湖の民は、繁殖齢のバスが除去されて駆除につながるので喜ぶ。このWIN-WIN-WINの関係こそが、我々が求める理想の形ではないだろうか。むふぅ。