夏に観たもの

パプリカ [DVD]

『千年女優』の時もそうでしたが、夢と現が溶け合う描写が良かったと思います。
ラストの展開はさておき。
『GHOST IN THE SHELL』『マトリックス』など、やはり他人が自分の認識に介入し得る状況というのは気持ち悪いですね。

トランスフォーマー／リベンジ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

概ね素晴らしかったです。

＜いるもの＞
・人型合体戦士（合体＝夢と浪漫）
・無敵のオプティマスの喪失と復活（ハリウッド映画的に）
・走りながら変形（変形バンクも良いけど、やっぱりトランスフォーマーは一連の動作の中で流れるように変形するのが一番なんだよ！！）

＜いらないもの＞
・人に擬態したメカとの変な絡み
・大掛かりな謎解き
・クリーチャー型合体

残念なところを１つ挙げるとすれば、コンストラクティコンズ（ビルドロン）のフォルムが人型で無かったところでしょう。トランスフォーマー、ひいては合体メカの良さは、重機や、戦闘機や、動物が人型に変形し、さらにそれが合体して巨大な人型になる所にある、というヒトガタ原理主義者の僕にとっては、あのクリーチャー丸出しの姿は衝撃的ながっかり加減でした。
３作目には、アニメ版のビルドロン、プレダキング、キングポセイドンのようなスタイルの合体戦士が登場することを望みます。

オプティマスはもっと下駄履き合体でも良かったよ！
でも温厚な司令官が「このディセプティコン野郎！！」はありえないけどね！！

フランケンフィッシュ [DVD]

予想していたよりも遥かに出来が良く、楽しめました。
この映画のおかげで、「雷魚は空気中でも呼吸ができる（だから水上コテージに乗り上げて人間を襲うことが出来る）」という新たな知識を得ることが出来ました。また、“いつか使ってみたいマイ台詞集”に「We are fucking fish meal!!（俺たちは魚の餌なんだよ！クソッタレ！！）」が追加されました。
本当にありがとうございました。