お祝い

以前より就職が決まっていたT見さんが、いよいよ研究室を離れられるということで、そのお祝いの席が設けられた。T見さんは僕が卒研で研究室に配属された2003年に、同じくうちの研究室に移ってこられた方である。最初はとっつきにくい、怖い人だという印象があったが、話してみると凄く良い人で、研究の話から雑談まで含めて本当に色々なことを教わった。根っからの保守派の僕としては(どれくらい保守派かと言うと、D論の雀卓面談で「たわし頭くんはルーティンの作業は得意だけれども、何か新しいことを始める時はどうも二の足を踏む様で」と言われるぐらい)、お世話になった方々が次々と就職されていくここ数年の状況は、もちろん喜ばしいことこの上ないのだけれども、月並みな言葉で言えば「何か穴が開いたような」、昨日までそこに座っていた人が明日からいなくなるというこの変化はやはり凄く寂しいものに思える。
もっともっと話したいことはたくさんあるが、もう2度と会えなくなるわけでもないし、全部話してしまえばそれこそそんな気がしてくるので、今回も程々にしておくことにしよう。


あと、自分が研究室に配属されてから、いつの間にやら5年半もの月日が経っていたことに地味にショックを受けた。いやまあ、たいしたことないけどね。地味にね。