会議


去年の楽しさに味を占め、今年も世界妖怪会議に参加した。
映画村妖怪まつりオフィシャルサイト
開催地は東映太秦映画村、8/23・24の2日間の日程で、23日が怪談イベント、24日が妖怪会議という2本立てであった。イベントの詳しい内容は上記のオフィシャルサイトで述べられているので、ここでは特に触れないことにする。


各日2部ずつの合計4部構成のうち、怪談2部、妖怪1部に参加した。今年はチケット販売開始の10時からLoppiに並んだおかげで(同じ店で競合者に出会うというハプニングもあったが)全て着席指定券を得ることが出来た。昨年の立見席とは大違いである。席番号は36、99、133。面子的に壇上に近いからと言ってどうということは無いのであるが、それでも出演者がおぼろげにしか見えないよりはずっと良かったと思う。


さすが京極効果と言ったところか、2日間とも非常に女性の多いイベントだった。普段北部構内のような荒んだ所で生活している身にとっては、何とも眩しい限りである。イベント自体は凄く楽しかったが、3回目の参加にしても何だか足元が定まらない感じと言うか、こういった空気に慣れるのにはまだまだ時間がかかりそうだと思った。


面白かったのは、初日と2日目で客層が随分違った所である。

   初日…いかにもコアな感じの方々。ややhigherなageのお姉様方が多い
   2日目…初日の客 + カップル、親子連れ、やや若い娘さん達

“怪談”の方はよりディープ、“妖怪”の方はずいぶんとライトな印象を受けた。今まで自分の中では意識していなかったが、世間的なウケで言えば 妖怪>怪談 なのか。確かに『妖怪大戦争』や『ゲゲゲの鬼太郎』は家族連れで見ても、『新耳袋』や『「超」怖い話』を見ることは無いだろう。じゃあ年齢層が違った(少なくとも僕にはそう思えた)のはなぜ?それはそのままそのジャンルに対する敷居の高さに置き換えていいということなのだろうか?同じ趣味の知り合いがあまりいないから検証は出来ないが、そういったコミュニティに属してみたら何か分かるのかもしれない。


夏真っ盛りのイベントなので、結構な人数が浴衣で参加していたようだ。良かった。実に良かった。来年もぜひ参加したいと思う。