生態学会@福岡 雑感2

えーっと、どこからやったっけ。


3/14 初日
うーん、もうお腹いっぱいだよママン…(すやすや)
とそこに電話が。「今から晩飯を食いに行くけどどうだ?」とのこと。ホテルを出て、一行と合流する。よく分からないままに連れて行かれた先は、中州川端駅近くの『せいもん払い』というお店(だったはず)。2階に通され、注文しようとメニューを見るも、


ね、値段が書いてない…。


書いてある海の幸はどれもこれも美味そうなのだが、値段が書いてあるものが一つもない。しかしまあ、10人もいるのだから、どんなに頼んでも一人頭たいした額にはならないだろうと考え、適当に注文することにした。


刺身盛り合わせ:レモンをかけると蠢くアワビ。どの刺身も、新鮮で美味い。
イカ刺し:ゲソが、ゲソがまだ動いてる!口の中に入れると、何とまだ吸い付いてくる程の新鮮さ。うーん、頭足類好きにはたまらない一品である。
アラの煮付け:つまり『クエの煮付け』美味くないわけがない。高いのは分かっているけど、10人で2皿ならたいした額には、、、おい、誰だよ俺の前に下顎置いたやつ!箸で綺麗にして左右見比べる。悲しいけどこれ、性(SAGA)なのよね。



天麩羅盛り合わせ:海老天ゲット。何だか向こうで海老天を巡る不毛な争いをしているが、気にしない。



白子焼:「これ頼んだの、誰だよ…」「向こうのテーブルの人達らしいですね」「まあいいけどさ…」



「そろそろお会計頼もうか」「すいませーん、おあいそお願いしまーす」


「ありがとうございます。9万ほにゃららになります」

( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)

   。 。
  / / ポーン!
( Д )

そら美味いはずやわ。初日で財布の中身が暖かいから滞りなく支払いできたものの、これが最終日とかだったらどうなってたか。値段の見えない店って、恐ろしい。



3/15 2日目
昼は学会会場で買った弁当。
夜は、翌日の発表に備え軽く飲みに行く。滋賀のK尾さんのお知り合いの方々との交流会。「いや〜明日発表なんで…」とセーブしつつ飲んで会場を後にするも、結局面倒くさくなって練習せずに寝る。こんなことなら普通に飲めば良かった。


3/16 3日目
早起きして発表練習。そういえば今回、午前中の発表ってあまり記憶に無いような。昼は再び学会会場で買った焼そば。緊張のためほとんど味がしない。まるで紙を食ってるかのようだ。食後、死んだ魚のような目で発表練習する。いつものことながら、胃がキリキリする。あの状態の私に話しかけられる人がいたらスゴイと思う。
夜はK宮さん、T内さん、かっきーと共にモツ鍋屋に(店不明。なのでイメージ)。K宮さんは、「モツやし、好き嫌い分かれると思うけど、大丈夫?」と言っていたが、実際に食べてみるとホルモンとは思えないほどあっさりとしていて癖が無く、非常に美味しかった。口に入れるとモツがとろける様で、そして甘い。普段モツはちょっと、という人にも是非チャレンジしていただきたく思う。


3/17 4日目
酒と御馳走が胃を蝕み始める頃合。昼食は適当に済ます。
夜、学会の懇親会には参加せず、K宮さんに約束していた鉄鍋餃子(店不明。なのでイメージ)を食べに連れて行ってもらうことにする。会場を後にしようとすると、後ろから「お〜い」と呼ぶ声が。あれ?T樹さん?同じく懇親会は出ないということだったので、連れ餃子に誘う。
店に到着。人数分頼もうとすると、


店員「女性の方でも、2人で4人前ぐらいぺろりと食べてしまわれますよ」


訊けば、1人前の量は小型の餃子が8個ぐらい。水炊きの時もそうだったが、博多の“1人前”の概念はどうなっているのだろうか。とりあえず鉄鍋餃子と水餃子を3人前ずつ注文する。鉄鍋の方はパリッとした皮、そして溢れ出る肉汁。水餃子は皮がしっかりもちっとしていて、どちらも非常に美味い。結局、3人で鉄鍋餃子9人前、水餃子6人前を完食した。さすがに最後の方は結構苦しかったが、他の二人、特にT樹さんは涼しい顔でペロリ。うーん、凄い。


餃子の後は、懇親会組と合流。I田さんの古巣であるT大の方々、そして鎌柄教の信者N島さんと交流する。


「どうもはじめまして。たわし頭です。」
「はじめまして、B場です。…聞いたことある名前だな。ブログとか書いてません?」
「えっ、ちょっと何で知ってるんですか!?」
「いやーそちらの研究室のHPを見た時に」
「そうそう、たわし頭君はブログを…」
「やめてください(><)」


心の中で、ほくそ笑んでもらえれば結構です。
飲み会は、マニアックな魚や虫に対する熱い思いが迸る非常に楽しいものであった。後で聞いた話だが、N島さんは『魚』『虫』『妖怪』を三本柱として生きてきた人らしい。『魚』『妖怪』『変形ロボット』を三本柱として生きてきた人間としては、ぜひとも改めてゆっくりお話したいものである。






残す日程はあと2日!やっとメインイベントに到達だ!
たわし頭は懐かしの寝床を見つけ出すことが出来るのか?
次回、とりあえず(以下略)、『大水槽に佇む不審者』に続く。