それでも魚は食べたくなる
ぐつぐつ。
ほじほじ。
きゅっきゅっ。
ぐつぐつ。
ほじほじ。
きゅっきゅっ。
シーチキン生産ラインに配置されたロボットのように魚を煮てはほぐし、骨を綺麗に濯ぐ作業を繰り返す日々。ただいま日産10個体。
何だかこういう作業をしていると、すーっと心が閉じて行くと言うか、どんどん無心になって行く様な気がします。ギアナ高地で修行なんかしなくても、変な師匠と拳を交えなくても、明鏡止水が会得できそうです。
第一条 ロボットは標本に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、標本に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは与えられた標本を速やかに綺麗にしなければならない。ただし、非常に標本が脆いなど、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己の健康をまもらなければならない。
まあ、締め切りを優先すると往々にして第三条は守れなくなるんですけどね。
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
- 作者: アイザック・アシモフ,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
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せっかく買ったのに、まだ1行も読んでない…。