バターになりそう

生態学会前は発表準備に追われ、生態学会後はそれまで見て見ぬ振りをしていた山積みの仕事に追われて目が回りそうな毎日です。そのせいで、ここの更新・コメントの返信ともに全くできずにおりました。訪れていただいた方々、コメントを下さった方々には大変失礼致しました。
って言うかそんなのはまだ被害が少ない方で、ここ3週間ほどはろくにメールの返事を書くこともできませんでした。これはホントもう致命的です。申し訳ありません。関係者のうちこんな文章を読んでいる人がどれだけいるかは知りませんが、この場を借りてお詫び申し上げます。
少しずつ返していこうと思っておりますのでどうかお許しください。



ということで2月後半〜3月の概要です。
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2/22〜26  深海生物国際シンポジウム@美ら海水族館
[-人- ]、T内さんと。普段聞くことのない話ばかりで非常に新鮮であった。データを採るのは言うまでもなく、ただ“行く”ことすらおいそれとは出来ない場所の研究ということで、自分がその分野に手を出すのはなかなか想像しにくかったが、そのような極限の環境に棲む生物の形態・行動・生態の話はやはり大変面白かった。参加できて本当に良かったと思う。研究上お世話になっている人々、これからお世話になるであろう人々、いろんな方にきちんと御挨拶できたのも良かった。このつながりを、ぜひ大事にしていきたい。


国際シンポジウム自体は上記の通り大変良かったのであるが、結局徹夜で沖縄に飛ぶ羽目になったのと、その翌日も普段の夜型生活+早朝出発のおかげでほとんど寝られなかったため、体調が最悪に。これは日を追う毎にどんどんひどくなり、最後の方は飯もまともに食えない状態であった。もう、こういうのはほんとどうかと思うよ。流石にもう少し先のことを考えて行動しようと反省する。


前回の沖縄行きと違ったのは、沖縄に着いてしまえば意外と自由時間があったところである。行く前のあの殺伐とした数日間が嘘のようであった。首里城美ら海水族館と同じ敷地内にある熱帯ドリームセンターなどを観光した。


〜T内vsたわし頭 首里城編〜
首里城を訪れる前、ホテルの近くの喫茶店でパンフレットを見ながら)
T内「おい、これスゲェぞ」
たわし頭「?玉陵(たまうどぅん)ですか?」
T内「“ぅ”とか入ってんだぜ。凄いよな。こんなん我々のところじゃありえんよなー。どうやって発音するんだろうなー。」
たわし頭「『タマウドゥーン』って発音するんですよ。沖縄にはこういう小さい文字が入るような読み方が多いんです。“ちんすこう”も本来は“てぃんすこう”ですからね。」
T内「Σ(゜д ゜ ) マジで!?そうなの?へぇぇ〜。」


たわし頭「まあ嘘ですけどね
T内「(−д−#) …」



〜T内vsたわし頭 熱帯ドリームセンター編〜
(訪問前)
たわし頭「熱帯植物園って…何がいいんですか?」
T内「いいじゃねーか、俺はランと食虫植物が見たいんだよ!」
たわし頭「いや食虫植物はいいとして…ほらほら人もあまりいませんよー。」
T内「空いてて丁度いいじゃねーか。」


(訪問後)
たわし頭「ランすげー!中身が芋虫みてぇー!!



蕊柱(花の中央の白い部分)が芋虫そっくり。このランはこの蕊柱を芋虫だと勘違いし、産卵しようと花に潜り込んだ寄生蜂の背中を介して送粉を行う、世にも珍しい「寄生蜂媒花」なのである。 …とか言ってみたりして。


たわし頭「チャーハンうめぇぇぇ!!!

熱帯ドリームセンター内の飲食店、スナックスコールにて。まさかここで、最近食べた中でも1位2位を争うくらい美味いチャーハンが食べられるとは。


たわし頭「家獣!何か家獣っぽい!!

園内に生えていたトックリキワタという植物。何となく家獣に似ていて中に住めそうに思える。胴回りがもうちょいもっちゃりしていれば完璧。



やっぱり沖縄は良いなあ。1年に1度ぐらいはゆっくりと訪れたいものである。





昨夜これを書きながらいつの間にやら寝てしまったようだ。とりあえずここまでアップして、残りは夜にでも更新します。