解剖実習のTA

黙々と作業中

今日は午後いっぱい、2回生向け生物学実習でTAをした。
テーマは「魚の解剖」で、和金を用いて外形、内臓をスケッチし、耳石を取り出すというのがその内容である。
実習担当はW助教授、TAは私・かっきー・R英子さん。まあ長々書くのもあれなので要約すると、

  • 寝る子は育つ。
  • 実習に用いた和金はあらかじめ殺してあるのではなく、生きたままその日の午前中に届いたものを氷冷し、仮死状態にしただけ。今回は氷冷する時間が2時間と短かったため、実習中に蘇生するものが続出。
  • 見込みがあるものを実習生と一緒になって蘇生させようとしていたら、W助教授が来て静かに怒られる。(そりゃそうだ)
  • ぴちぴち跳ねる状態ではスケッチできないということなので、やむを得ず蘇生したものをシメて回る。その際、頭部に強い衝撃を与えたり柄付き針で脊髄を壊したりしたのだが、何故かその役は私に任されることが多かったような気が。


いや、いいんですけどね。
あえて誰とは言いませんが…




人がシメているすぐ後ろで、「僕が悪いんじゃないよー。全部シメてるこの人が悪いんだよー」って言うのは止めてください。




「いやーもうロクな死に方しないよね」
いやいやいや、何で他人事みたいに言うてんねん。



しかし和金には可哀想なことをした。例年なら前日に到着し、一晩氷冷する余裕があったのだが、今回は実習日が月曜だったからなあ。来年からはこの教訓を生かしますので、今年の方々はどうか迷わず成仏してください。