寿司食いたい

実はここ2週間ほど、別の人がやった行動実験を自分なりの視点でやってみようと思い、それに向けてちまちまと実験道具を揃えたりしている。同じ魚(体長5cmほど)を使う分には比較的小さな実験セットでいいのだが、私が対象にしている魚はその2〜3倍の大きさであるため、どうしても大掛かりなものとなってしまう。20cm×80cmの衝立4枚の運搬・保管ってどうすりゃいいんだ。まあそういうことは後で考えるとして、大量のプラ板、塩ビ板、接着剤を使用した結果、何とか6割方完成した。


で、最後の難関がこの部分である。

この衝立は、直径0.25cmの黄色いプラスチック製の棒を垂直に0.25cm間隔で配置したものである


これは自作したの?
それともイタリアのホームセンターにはこういうのが売ってるの??
何か書き方からすると、既存の何かを流用しましたって感じなんやけどなあ(特に黄色いプラスチック棒)。ちなみにこれは何かというと、


  餌  衝立  魚


という位置に配置され、魚がこれ越しに餌を見るという結構重要な部品なのである。この棒の太さや間隔が違うと「そんなの見え方が違うからかもしれないじゃないか」とか言われそうだからぜひとも同じものを揃えたいのであるが、探してみると直径0.25cmの棒というのは意外に無い。売っている規格は大体0.2cm、0.3cmなどぴったりなものばかりで、その間などという中途半端な太さの商品はあまり見かけないのだ。ホームセンターには見当たらず、web上にあるプラスチック素材の販売サイトを巡ってみたりもしたのだが、逆にそういうところは結構高額で、予算が3000〜4000円となってしまう。今年の校費の額と使用状況を考えると、重要な部品とはいえそんなブルジョアなことをする余裕は既に無い。



うーん、どうすっかなー。


…待てよ?
これ別にプラスチックである必要は無いんとちゃう?



その閃きから再びホームセンターに向かい、2Fの日用品売り場と1Fの定規売り場を往復して出した結論がこれ!



巻き寿司用の巻き簾。長さ、太さとも申し分無い。しかも1つ128円。いやー、これはいい仕事してるわ。こういう商品を仕入れてお客様に提供する、ニックホビーショップはホームセンターの鑑ですなぁ。


ということで、これをバラして組み直し、黄色く塗ることで一件落着。
しかし最近、ほんとに工作して一日が終わる日々が続いている。よくないよなー。早くデータ取りたい。