黄の節制

三条に行って漫画を買い漁ろうと思っていたのだが(具体的には『マッドメン』を買って諸星大二郎棚の充実を図る、そしていい加減文庫が出ない『諸怪志異』の大判を買おうかと)、土曜にアフリカ組に付き合って飲みに行ったのが予想外の大出費となってしまったため、年内は慎ましく生きねばならぬようである。残念。


実家から届いた荷物に“トマト鍋の素”が入っていたので、日頃の野菜不足の解消と節約を兼ねて、今夜はトマト鍋をすることにした。



これはな、ちゃうねん。
まさかこんなに鍋一杯できるとは思わんかってん。
パッケージには「最後にご飯と卵を入れてオムライスに!」と書いていたが、そこにたどり着く頃にはもうトマトが食べたいなんて口が裂けても言わないだろう。
そもそも具の大きさがオムライス向きじゃないんだけど。
てか鍋の具の大きさと、オムライスの具の大きさって両立するの無理じゃない?
これってトマト煮?トマト鍋?
全部食べきる頃には僕多分イタリア人になってるよね?
まあそれはそれで面白いから良いか。


相変わらずこういった野菜の煮込み料理を作る時は、北海道旅行のキャンプでやらかしてしまった「たわしあたまシェフ特製 野菜ぽりぽりポトフ」を思い出し、火を止めるタイミングが計れずにいる。
8年前の傷が、まだ癒えぬというのか。