鞍替えのはずが

トレジャーハンター、コンプリート。



あと目指すはモンスターの最大・最小サイズのコンプリートだが、もう運頼みで同じモンスターを延々狩るのは正直飽きたので、たまに思い出した時にちまちま進めることにしよう。


で、問題は、このぽっかりと空いたココロのスキマを何で埋めてくれようか、という話である。


 チラッ


最初そのつもりで購入した『ロックマン2』は、コントローラの感覚を捨てきれないのか、はたまた年のせいか全くと言っていいほどアクションに付いて行けなかったので、残念だが“そんな時代もあったね、と”昔を懐かしむためのツールにしかならないであろう。


何か良いソフトはないものか。ガンダムもなあ、、、ペルソナもなあ、、、。
そう思い悩むたわし頭の前に、思わぬところから救世主が!!


1Q「たわし頭さん!『勇者のくせになまいきだ2』が結構おもしろかったですよ!」


http://www.jp.playstation.com/scej/title/or2/


ほかでもない、1Q君の勧めである。
「せっかくだから、俺はこのソフトを選ぶぜ!」と、深夜ならではのテンションで早速ダウンロード購入したのであった。



ダウンロード中、ステータスバーが増えていくだけの味気ない画面に耐えかねて、独りパソコンの前で踊り始める28歳。


そしてゲーム開始。


ぬおおっ! なんか出ましたよ!!
モケーレ・ムベンベでしょうか!?


こ、このセンス、、、。
UMA好き、特にモケーレ・ムベンベ*1好きとしては、これだけでもう2200円の価値があったと言っても過言ではないだろう。


ゲーム自体は、地面を掘って魔物を産み、勇者の進行を阻むという、パズルゲーのような感覚である。
ただ、それと取り巻くネタ満載のゆるいテキストが私の心を掴んで離さず、「ああ、今日も良い買い物をしたなあ」と、独り部屋で朝日を浴びながら呟くのであった。



だったのだが…。



このゲーム、2面までは何となくクリアできるのだが、それより先は突然難しくなり、効率良く魔物を生み出すためのテクニックと、掘り進めても勇者の行く手を阻むダンジョンを維持するための先見性が必要とされるようになってくるのである。


○ 作業ゲー大好き


× テクニック
× 先見性


=ゲームオーバーの嵐

なんともはや…このけっかが、うわさとかされると
はずかしいですよ、破壊神さま…

うるさいよ!先見性の無さなんか、リアルで痛いほど感じてるよ!!



どうしたら先に進めるのか。そしてそこに癒しはあるのだろうか。ハンサムなたわし頭に突如反撃のアイデアがひらめくことはなく、今夜もまた心を抉られて、しくしく泣きつつ最愛の布団に籠るのであった。

*1:コンゴ共和国、テレ湖に棲むと伝えられる未確認生物。これが他のUMAと一線を画すのは、「モケーレ・ムベンベ。食べると相手は死ぬ。」という伝承のせいである。食うなよ。