顔は口ほどにモノを言い…

「何ですか?縁日で売ってる、ただの鬼太郎のお面じゃないですか。」
「騙されたと思って着けてみてください。これは一時的に妖怪と同じ力を帯びるためのお面なのです。きっと、あなたの好きな妖怪たちのセカイが見えてくるはずですよ。」
「はあ…」
「ただし、絶対に、他の人に貸したりはしないでくださいね。」


(中略)


「約束を破りましたね?田和誌さん。」
「ヒッ、喪黒さん!そんな、ちょっと貸しただけじゃ…」
「田和誌さん、こうなったらあなた自身が妖怪になってもらうほかありませんなぁ。」
「な、何言ってるんだあんた!僕は妖怪になんかなりたくないんだ!!」
「いや、あなたは妖怪になるのです。妖怪に!
「や、やめくれ、、、。
ドーーーーーーーーン!!!!!!!!!


みたいなやりとりがあったかどうかは定かではありませんが、ものもらいが悪化して左まぶたが景気よく腫れ、鬼太郎みたいな人相になりつつあります。目つきは悪くなるし視力は下がるし熱いし痒いしで散々です。